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ラムサール条約湿地~琵琶湖~

ラムサール条約湿地~琵琶湖~
琵琶湖

ラムサール条約湿地「琵琶湖」

琵琶湖は、日本のほぼ中央に位置する日本最大の淡水湖で、近畿1450万人の命の水であるだけでなく、多様な動植物が生息・生育しています。

琵琶湖には、毎年、ヒシクイ、コハクチョウ、カモ類などが6万羽以上飛来しており、全国的に見ても名高い渡り鳥の越冬地ともなっています。琵琶湖は鳥獣保護区に指定され、国定公園にも指定されています。また、平成4年(1992年)に施行されたヨシ群落保全条例により、水鳥にとっても重要な、ヨシ群落の保全が図られています。
ラムサール条約湿地を指定するための国際的な基準の一つに、「定期的に2万羽以上の水鳥を支える湿地」という基準があり、琵琶湖はその基準を満たしていることから、滋賀県は平成5年(1993年)3月、琵琶湖がラムサール条約湿地となるよう国に申し入れを行いました。これを受けて、必要な手続きが行われ、平成5年(1993年)6月10日、北海道釧路市で開催された「ラムサール条約第5回締約国会議」において琵琶湖の湿地登録認定証の交付を受け、日本国内で9番目のラムサール条約湿地となったのです。
また、平成20年10月30日、韓国昌原市で開催された第10回締約国会議において、西之湖が拡大登録されました。これにより、ラムサール条約湿地としての琵琶湖は琵琶湖(65,602ha)と西之湖(382ha)をあわせて65,984haとなりました。

登録年月日

平成5年(1993年)6月10日

拡大登録年月日

平成20年(2008年)10月30日

登録面積

65,984ヘクタール

湿地のタイプ

淡水湖、低層湿原

保護の制度

国定公園特別地域、県設鳥獣保護区

関係市町

大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、草津市、守山市、野洲市、高島市、東近江市、米原市

ラムサール条約って?

ラムサール条約

イランの首都テヘランの北に、ラムサールという町があります。昭和46年 (1971年)、ここで「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が採択されました。採択された地名にちなみ、ラムサール条約と言われています。最近ではより幅広い湿地の保全に力を入れているため、「湿地条約」とも呼ばれています。

ラムサール条約は、国際的に重要な湿地を国際間の協力で保全することを目的とした条約です。その名称から水鳥の生息地としての関わりが強いのですが、湿地そのものの役割と共に湿地に依存する特有な動植物の保護も対象になっています。
また、湿地が人間にとって様々な価値(経済、文化、科学およびレクリエーション上の価値)を持った資源であると位置付け、この資源を将来に渡り持続されることの必要性と努力を求めています。この条約による湿地保全のありかたは「賢明な利用(ワイズユース)」という基本原則に基づいているのです。
詳しくは
環境省のホームページへ

ラムサール条約と日本

ラムサール条約には、令和5年(2023年)1月現在、世界で172カ国が加入しており、2,471箇所の湿地が登録されています。

日本は、昭和55年(1980年)に条約に加入し、同年、釧路湿原が日本で初めての条約湿地となりました。
その後、日本国内の条約湿地の数は順次増えて、現在53箇所となっています。
日本の条約湿地は、従来水鳥の生息地として重要な湿地が主体でしたが、新たに登録された湿地には、湿原、干潟、藻場、砂浜、珊瑚礁など様々なタイプの湿地が含まれています。
詳しくは
環境省のホームページへ

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