滋賀県スポーツ推進委員協議会では、毎年、県を大きく2つに分ける形(湖西・湖南ブロックと湖東・湖北ブロック)で、地区研修会を実施しており、今年度は第1地区(湖西・湖南)を甲賀市で、第2地区(湖東・湖北)を東近江市で開催しました。
それぞれの研修内容や様子について、以下のとおり紹介します!
令和元年11月30日(土)に甲賀市の県立陶芸の森や信楽体育館で「滋賀県スポーツ推進委員 第1地区研修会」を開催しました。湖西・湖南ブロック(大津市・高島市・草津市・守山市・栗東市・甲賀市・野洲市・湖南市)のスポーツ推進委員やスポーツ関係者など約130名を対象に、午前中は元滋賀県知事の國松善次氏に「人生100歳時代と健康づくり」と題してご講演いただき、午後からは実技研修として「ウォーキング」を実施しました。約6kmと約3kmのコースに分かれ、現在放映中のNHK連続テレビ小説「スカーレット」の舞台である信楽のまちを歩き、自身の体力増進を図るとともに、観光を生かしたウォーキングイベントの実施について学ばれました。
令和元年12月7日(土)に東近江市の五個荘コミュニティセンターおよび五個荘体育館で「滋賀県スポーツ推進委員 第2地区研修会」を開催しました。湖東・湖北ブロック(近江八幡市・東近江市・日野町・竜王町・愛荘町・豊郷町・甲良町・多賀町・彦根市・長浜市・米原市)のスポーツ推進委員やスポーツ関係者など約150名を対象に、まず始めに三重大学教育学部教授(特定非営利活動法人スクエアステップ協会理事)の重松 良祐氏に「□(スクエア)でつなぐ地域の笑顔 ~スクエアステップの活用を通じて~」と題してご講演いただきました。講演の中では、東近江市スポーツ推進委員協議会より、実際の活動事例の紹介をする場面もありました。その後実技研修として「スクエアステップ」を実施し、運動とともに脳トレに近い効果もあり、高齢者の認知機能向上の重要性を体感されました。また実技後には各市町に分かれてグループディスカッションを行い、今後の活動への活用方法について、それぞれ熱心に話し合われました。