その実像を解明するために、滋賀県では『「幻の安土城」復元プロジェクト』を進めており、安土城に関係する資料の情報を集めています。
探している資料の中で、もっとも注目しているのが「安土山図屏風」です。この屏風は織田信長が安土城の様子を描かせたもので、天正遣欧使節に託してローマ法王へ贈られました。この絵は、幻の安土城天主の外観がわかる資料とされていますが、バチカン宮殿の「地図の回廊」に掲げられていたのを最後に、現在は所在が不明となっています。この屏風絵以外にも、安土城に関する未知の文書や絵画、記録類などが、世界にはまだまだ埋もれている可能性があります。
そこで滋賀県は、安土城に関する未知の資料の情報を広く全世界に求め、謎に満ちた安土城の実像に少しでも迫りたいと考えています。
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