滋賀県と彦根市は、彦根城世界遺産登録のために必要となる推薦書原案を協働で作成し、令和2年(2020年)3月31日、文化庁に提出しました。
推薦書とは、世界遺産としての価値とそれを保護・管理するための計画を説明した文書で、地方自治体が原案を作成し、推薦が決定すると国から推薦書として正式にユネスコへ提出されるものです。
推薦書原案の内容は、文化庁で開催される文化審議会において審議される予定です。滋賀県と彦根市は、令和4年度までのユネスコへの推薦決定、令和6年度の世界遺産登録を目標にしています。
学術的・専門的な視点から推薦書の内容を検討するため、滋賀県と彦根市の協働により、有識者による学術会議(学術検討委員会)を開催しました。今回提出した推薦書原案は、委員会で確認した方針をもとに作成したものです。
回数 | 開催日 | 内容 |
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第1回 | 令和元年9月10日 | 価値の証明について |
第2回 | 令和元年11月28日 | 価値の証明について、緩衝地帯について |
第3回 | 令和2年2月21日 | 価値の証明について、保存管理体制の整備について |