日本各地で最近問題になっている「PFOS・PFOAなどの有機フッ素化合物」に関して、滋賀県民のみならず他府県の人々の生活になくてはならないものである琵琶湖の水に、もしも問題があるようでは県民としても残念です。是非調べていただき、必要ならば県民の血液検査も行っていただけないでしょうか。
PFOSなどの有機フッ素化合物の調査について、本県では、令和3年度以降、琵琶湖および瀬田川を含む県内25河川においてPFOS及びPFOAを定期的に調査しております。調査結果は以下の県ホームページで公開しており、これまでの調査において、PFOS及びPFOAの合算値が、国が定める目標指針値である50ng/Lを超過したことはありません。
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/biwako/341706.html
また、県内の水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査結果については、以下の県ホームページで公開しております。
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/suido/16372.html
なお、県内水道水から目標設定値を超過した報告は受けておりません。また、水道水の水質検査は各水道事業体で実施されており、最新検査結果はお住まいの市町でご確認いただけます。
上記の調査結果とともに有機フッ素化合物(PFOS・PFOA等)の情報について、以下にまとめておりますので、併せてご確認ください。
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/kankyou/341666.html
また、県では血液検査の実施はしておりません。国の専門家会議は、「現時点の知見では、どの程度の血中濃度でどのような健康影響が生じるかは明らかでなく血中濃度に関する基準の設定や、血液検査の結果のみによる健康影響の把握は困難である。」とされています。なお、水道水で基準値を大幅に超える事態が生じた場合、市町で判断し実施される場合もあります。