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食品ロスを減らそう

食品ロスとは?

「食品ロス」とは、「食べられるのに廃棄される食品」のことをいいます。

我が国では年間約2,510万トンの食品廃棄物が排出されていますが、そのうち570万トン(令和元年度推計)が食品ロスと言われています。ご飯一杯を124グラムと仮定すると、全ての国民が毎日ご飯1杯分相当の量の食品を食べずに捨てている計算になります。

食品には、消費者の手元に届くまでに肥料・飼料の製造、生産に要する労働力、加工・包装・運搬等のエネルギーが掛けられています。それにもかかわらず食べられる食品を廃棄することは、もったいないことであるとともに、環境負荷(CO2発生等)にもつながるため大きな課題となっています。

県民運動「三方よし!!でフードエコ・プロジェクト」

食品ロスを減らすためには、様々な立場の関係者が主体的に、かつ、連携して取組を進める必要があります。

滋賀県では、「滋賀県買い物ごみ・食品ロス削減推進協議会(H29.8~)」において事業者・団体・行政等が情報共有・交換を行いながら、関係者間の連携や取組推進を図り、「三方よし!!でフードエコプロジェクト」として県民総参加の食品ロス削減の取組を展開しています。

projectlogo
yossy1

<よっしーくん>

滋賀県生まれ。近江米100%の三角おにぎりの妖精。食品ロスを減らすために滋賀県内を日夜、奔走している。口癖は食べ物の無駄をなくしたときに発する掛け声、「よし!!」。

また、これまでの取組を活かしつつ、食品ロスの削減に向けた取組を一層推進するため、令和3年3月に「滋賀県食品ロス削減推進計画」を策定しました。計画に基づき、消費者、事業者、関係団体、行政等が一丸となって、様々な取組の全県的な展開を目指していますので、御協力をお願いします。

滋賀県食品ロス削減推進計画

詳細については「滋賀県食品ロス削減推進計画について」をご覧ください。


三方よしフードエコ推奨店

滋賀県では、「三方よし!!でフードエコ・プロジェクト」の一環として、食品ロス削減に取り組む飲食店、宿泊施設、食料品小売店を「三方よしフードエコ推奨店」として登録し、その取組を広く紹介しています。

皆様も、推奨店の利用を通じて、外食時には「食べ残しを減らす」、買い物時には「必要以上に買い過ぎない」など、食品ロスの削減にご協力をお願いします。

推奨店ステッカー

☆推奨店への登録をお考えの事業者様は 仕事のごみゼロ「食品ロスとは をご覧ください。

推奨店検索サイト

推奨店を地図上から検索できる「三方よしフードエコ推奨店検索サイト」はこちら

フードエコ推奨店検索サイトリンクバナー(外部サイト,別ウィンドウで開く)

推奨店一覧

令和5年(2023年)3月13日

1店舗を推奨店として登録しました!詳細は一覧表をご確認ください。

取組事例紹介

「三方よしフードエコ推奨店」の取組を紹介する動画をYouTubeに掲載しました!ぜひ御覧ください。

「三方よし!!でフードエコプロジェクト滋賀県」

その他の「三方よしフードエコ推奨店」の取組は 仕事のごみゼロ「食品ロスとはに掲載中です。

今日からみんなでやってみよう!!食品ロス削減行動

食品ロス量570万トンの内訳は、事業系が309万トン、家庭系が261万トンであり、食品ロスの約半分が家庭から排出されています。

家庭からの食品ロスの要因は、料理を作りすぎたりして残る「食べ残し」、野菜の皮や茎など食べられるところまで切って捨ててしまう「過剰除去」、未開封のまま食べずに捨ててしまう「直接廃棄」です。

日々の食生活の中で、ちょっとした気遣いや行動で、食品ロスを減らすことができます。

毎日の生活を見直し、皆さんも食品ロス削減行動に取り組んでみませんか?

食品ロス削減チラシ(表)
食品ロス削減チラシ(裏)

(県民(消費者)の)皆さんに取り組んでいただきたい事項

(1)家庭において

買い物
必要な食材を必要な量だけ購入する
  • 不必要な物・量を購入しないよう在庫をチェックして必要なものをメモ等して買い物に出かける。
  • バラ売り、量り売り、少量パック等を活用する。
  • 期限までに食べきれずに廃棄することがないよう考えたうえで買う。
お買い物メモをチェックするワケミちゃんとワケミママ
賞味期限等にこだわらず計画的に買い物をする

「賞味期限」(おいしく食べられる期限)と「消費期限」(食べても安全な期限)の違いを理解し、賞味期限の到来のみをもってすぐ廃棄するのではなく、食べられるかどうか判断することも大切です。
すぐ食べるものについては、消費期限間近の食品の購入も検討する。(値引きされているものなど)

グラフ:消費期限と記載されているものは製造日から早く悪くなり、賞味期限と記載されているものは比較的長く食べることが出来る。
調理等
食材を無駄なく使いきる
  • 野菜や果物の皮の厚剥きなどに注意する。
  • 余った野菜の皮などの調理も検討する。
  • 使い残しによる廃棄に注意する。
イラスト:残り物でもう一品つくる様子
料理を作り過ぎない
  • 食べる人の適量を把握する。
イラスト:好き嫌いで食べものを残したワケミちゃんをしかるうぉーたんくん。
必要に応じて冷凍保存して後日食べる
  • 余ったご飯やおかずは捨てずに
  • 冷凍保存して後日食べる。
食事
料理を食べきる
  • (なるべく)料理を残さず食べる。
  • 好き嫌いをなくすよう心掛ける。

(2)飲食店等において

外食時
料理を食べきる
  • (なるべく)料理を残さず食べる。
  • (量を多く食べられない場合)注文時にあらかじめ小盛りや量少な目でお願いする。
職場の親睦会
幹事は、参加者が食べ残しをしないよう準備する
  • 参加者にあらかじめ食べられない物や量を少なくしてほしい等の要望を聞く。
  • 料理について「量より質」とする(量は少なめに料理の質を上げる)ことも検討する。
幹事は、開催にあたって参加者に対して呼びかけを行い、参加者はこれを実践する

開催案内や当日の挨拶等で次のような呼びかけ(例は以下)を行う。
(開始時)「これより30 分間は席で料理をお召し上がりください。」(終了10 分前)「間もなくお開きとしますが、料理が残っている方は席にお戻りいただき、料理を残さずお楽しみください。」

(3)その他

フードバンクへの食料品提供等
家族・友人など身近な人達に上記の食品ロス削減に資する行動を普及する
  • 食品ロスについて話し合ったり、自ら実践してみせる。
フードバンクへの食料品提供
  • フードバンクへの食料品提供、学校飼育動物への野菜くずの提供 等

こちらも参考にしてください。 身近なアイデア満載!

ideasyu

上記以外にも食品ロスを減らすための行動についてアイデアをお持ちでしたらお寄せください。お寄せいただいたアイデアは、このページの中でご紹介します。

※住所・氏名・ペンネーム・連絡先、アイデア

「ごみ減量・資源化のアイデア(食品ロス削減レシピ)応募フォーム」(しがネット受付サービスへリンク)

キャッフィーくん「皆様からのアイデア待っています。」

なお、滋賀県職員も平成28年7月より、食品ロス削減率先行動に取り組んでいます。

食品ロスの発生要因を調べてみよう

食品ロスダイアリー

食品ロスを減らすためには、まず、日常生活において、どのような要因で、どれくらいのロスが発生しているのかを知ることが大切です。

家庭で発生する食品ロスの発生理由などを日記形式で記録する調査「食品ロスダイアリー」等により、食品ロスの発生要因を把握することができます。

食品ロスダイアリーを活用して、あなたの家の食品ロスを見つけてみましょう。

食品ロスダイアリーアプリ

NPO法人ごみじゃぱんが、環境省の政策研究事業で開発したウェブアプリです。

スマートフォンやタブレット、パソコンで手軽に食品ロスを記録することができます。

アプリは無料で利用でき、個人情報等の登録も不要です。

3R行動見える化ツール〈食品廃棄物編〉

環境省は、事業者や消費者などが行う3R行動について、その行動量(削減された食品廃棄物の量)を入力することで、天然資源削減量(石油、水)、最終処分削減量、二酸化炭素削減量といった環境負荷削減効果※が自動計算される『3R行動見える化ツール<食品廃棄物編>』を作成しています。
※環境負荷低減効果は、商品の原材料調達、製造、輸送、処分に至るまでのライフサイクル全体での一般的な取扱いを想定して概算したもの。正確な環境負荷低減効果を算定するものではない。
例えば、小売店等で消費者に向けて環境負荷削減効果を提示することにより、商品の販促に御活用いただくこともできます。

環境省 : 「3R行動見える化ツール<食品廃棄物編>」の公表について(外部サイトへ移動)

リンク

お問い合わせ
琵琶湖環境部 循環社会推進課
電話番号:077-528-3472
FAX番号:077-528-4845
メールアドレス:[email protected]
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