仕事のごみゼロ
レジ袋の使い捨てを避けるためにマイバッグを携帯したり、容器の削減のために詰め替え商品を積極的に購入したりすることで買い物によって生じるごみを減らすことができます。
「グリーン購入」とは、製品やサービスを購入する際に、品質や価格だけでなく、環境面からも必要性を考慮して、環境に与える影響ができるだけ小さいものを、環境負荷の低減に熱心な企業から、優先して購入することです。レジ袋や過剰包装を断ることなどを含め、毎日の生活や事業活動の中で、誰でも身近なところから取り組むことができる環境活動のひとつです。
グリーン購入は、消費生活など購入者自身の活動を環境にやさしいものにするだけでなく、供給側の企業に環境負荷の少ない製品やサービスの開発を促すことで、経済活動全体を持続可能なものに変えていく可能性を持っています。
買い物という身近な行動をとおして排出されるごみの量を削減することができます。滋賀県では、1人1日当たり約850グラムのごみを排出していますが、買い物の際にレジ袋を1枚辞退すれば6.8グラムのごみの発生を削減できます。
「マイバッグ携帯」とは、買い物時にマイバッグを持参するという従来の「マイバッグ持参」から、財布や携帯電話と同じように、折りたたみバッグがいつもかばんに入っているというライフスタイルへの転換を目指すものです。
滋賀県では、一層のレジ袋の削減およびマイバッグ等の利用を推進するため、事業者、県民団体および行政の三者間で「滋賀県におけるレジ袋削減の取組に関する協定」を締結しており、レジ袋の無料配布を中止する事業者が年々増加しています。現在では、県内の約180店舗で無料配布が中止されています。
協定に基づき実施される事業者からの報告によると、平成27年度は約9割の消費者が買い物にマイバッグを持参しており、マイバッグの使用はライフスタイルとして定着しつつあります。
お出かけの途中で急に買い物を思いついて、必要以上のレジ袋の購入を防止するためにも、マイバッグの携帯にご協力ください。
事業者、県民団体および行政が役割を分担してレジ袋削減の取組を実施し、一層のレジ袋の削減およびマイバッグ等の利用を推進する目的で協定を締結し、各主体が連携した取組を実施しています。
事業者は、レジ袋の無料配布の中止等の取組を実施し、その結果を公表しています。無料配布の中止により生じたレジ袋販売の収益金は環境保全活動や地域・社会貢献活動等に還元されています。
県民団体および行政はマイバッグの持参を呼びかけるなどのレジ袋削減に関する普及啓発活動をとおして事業者の取組を支援しています。
※「滋賀県におけるレジ袋削減の取組に関する協定」の詳細については、下記のリンク先を参照してください。
滋賀県 : レジ袋削減の取組について
例年秋頃に県内の事業者の店舗で事業者、県民団体および行政が協力し合って、マイバッグ等携帯によるレジ袋の削減取組、グリーン購入や買い物マナーの向上への協力を消費者の皆さんに対して呼びかけています。このキャンペーンは、上記協定の関係者の店舗に関わらず実施しており、過去にはスーパーマーケット、コンビニエンスストアやドラッグストア等で行っています。
※「環境にやさしい買い物キャンペーン」の詳細については、下記のリンク先を参照してください。
滋賀県 : 環境にやさしい買い物キャンペーンについて