本県では、不登校への対応は喫緊の教育課題となっており、児童生徒の将来の社会的自立に向けて支援を行うという視点が強く求められています。 また、不登校の中には、その背景に発達障害の影響が見られるケースが少なくなく、発達障害について正しく理解するとともに、個々の障害の特性に応じた適切な指導や必要な支援が重要になってきています。
そこで、学校及び各教育機関担当者などの資質向上を図るため、不登校と発達障害をテーマにした研修会を開催するものです。
今年度は、不登校と関わる発達障害、精神医学の知識について理解を深め、指導・支援につながるよう研修を進めます。
・県内の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、ならびに特別支援学校の教員
(教育相談担当者、不登校対応コーディネーター、通級指導担当者、学級担任等)
・県または市町教育委員会の指導主事等
(教育相談担当者、不登校対応担当者、教育支援センター職員等)
*参加者数
1会場での集合研修・・・・・・・・ 46名(令和4年度40名)
2オンデマンド研修(事後配信)・・ 194名(令和4年度117名)
<日時>
令和5年10月13日(金曜日)13時30分~16時30分
<会場>
滋賀県総合教育センター 新館4階 研修室A
<日程・内容>
〇説明
「県内における不登校の状況と研修の趣旨について」
〇講義
「不登校をあえて理解しない
~発達障害、精神医学の知識を踏まえて対応の基本に立ち返る~」
滋賀県心の教育相談センター専門医
久保田泰考先生(滋賀大学保健管理センター教授)
〇グループワーク(意見交流会)