「読み解く力」と関連付けた校内研究や「読み解く力」の視点を踏まえた授業づくりを進めるにあたり、参考となる資料をまとめたものです。
校内研究と「読み解く力」とを関連付けて、目指す子どもの姿を具体化し、その実現に向けた取組を、全ての教職員で「共通理解・共通実践」することにより、児童生徒の「学ぶ力」の向上を図りましょう。
内容は「校内研究活性化編」と「授業づくり充実編」の2編になっています。
リンクから資料やWEBページに移動できます。
●パッケージ1(校内研究活性化編)
・「読み解く力」実践事例DVD研修プログラム (ご覧いただくには、パスワード等が必要です。)
●パッケージ2(授業づくり充実編)
【STEP1】「読み解く力」と関連付けた校内研究の企画立案
❏しが「読み解く力」研修動画(理論編)や「読み解く力」イメージ図を使って、「読み解く力」の基本的な共通理解を図る。
❏「読み解く力」マネジメントシートを使って、「読み解く力」の3つのプロセス、2つの側面に照らし合わせ、自校の子どもたちの課題を明確にし、計画を立てる。
❏目指す子どもの姿の実現に向けた取組の方向性を共通理解する。
❏取組の方向性をもとに、すべての教職員で取り組む具体的な内容を検討する。
【STEP2】「読み解く力」の視点を踏まえた授業の実践
❏「読み解く力」実践事例DVDや研修プログラム、「読み解く力」研修動画(実践編)、「授業づくりガイドブック」等を参考に、授業づくりのポイントについて理解を深める。
❏「単元構想シート」、「授業ナビシート」を使って単元や本時の展開を組み立てる。
❏単元・授業を通して、育成を目指す資質・能力を明確にする。
❏育成したい資質・能力を踏まえて、再構築した子どもの姿を具体的に想定する。
❏各プロセスで目指す姿を明確にし、実現するための工夫や手立てを考える。
【STEP3】子どもの姿で語り合う校内研究会の実施
❏授業を参観し、子どもの姿を中心に見取る。
❏研究協議では、具体的な子どもの姿を出し合い、有効だった手立てや改善点などを話し合う。
❏「読み解く力」マネジメントシートを使って、校内研究・授業参観での学びや、自身の実践の成果と課題を整理し、次の実践に生かし、「読み解く力」の視点を踏まえた授業づくりのPDCAサイクルの確立を図る。
【資料】
【STEP4】取組の成果・課題の整理、改善への方向性の検討
❏分析ツールを活用した全国学力・学習状況調査の分析結果、学校評価やアンケート等を踏まえ、取組の成果と課題を明確にし、課題の改善に向けた取組を検討する。
❏「読み解く力」マネジメントシートを使って次年度につなげられるように成果と課題をまとめ、必要に応じて学校全体での取組に生かす。
【資料】
(Q1) 「読み解く力」の視点を踏まえた授業づくりに向けて共通理解を図りたい。
(A1) しが「読み解く力」研修動画(理論編・実践編)や「読み解く力」実践事例DVDを活用するとともに、授業づくりについて話し合い、共通理解を図りましょう。
(Q2) 「読み解く力」を発揮している子どもの姿が分からない。
(A2) 「読み解く力」実践事例DVDを活用した研修プログラム等を活用したり、研究協議を行ったりすることで、「読み解く力」を発揮している児童生徒の姿を具体的にしましょう。
(Q3) 実際の授業にどのように反映させたらよいのか。
(A3) 授業づくりガイドブック、公開授業レポート、研究内容・実践事例等を参考にしたり、単元構想シート、授業ナビシートを活用したりして、単元の構想や授業の展開を組み立てましょう。
(Q4) 1年間を通して最後まで意欲的に取り組むには。
(A4) 「読み解く力」マネジメントシートを活用して、各自の実践を定期的に振り返り、成果と課題を共有しながら研究を進めましょう。
【校内研究に関する情報は「県総合教育センター研究成果情報」(令和3年度、平成30年度等)を御覧ください。】