令和3年度に実施した「読み解く力」の向上に向けた取組を紹介します。
令和2年度以前の取組はこちら。
今年度も、「読み解く力」の視点を踏まえた授業の推進に向け、市町から推薦されたプロ ジェクト研究委員が授業公開をしました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、少人数での授業研究会となりましたが、参加者が授業参観、研究協議等を通して知見を深めました。
本冊子は、公開された授業や研究協議会についてまとめています。各学校での校内研究や授業づくり等に御活用ください。
子どもたちの「学ぶ力」の向上を図るため、「読み解く力」を育成する研究や研修を各学校で進めています。
今年度の研究のポイントは、各教科等の指導において、「読み解く力」を育成する上で、1人1台端末をどの場面でどのように活用していくのか等、ICTの効果的な活用について実践していく授業という点です。ICTの有効活用により、子どもたち一人ひとりが「わかった」、「できた」と、より実感できるような授業づくりについて研究を進めています。
また、もうひとつのポイントは、研究の成果を自校や地域の学校に広げる点です。今年度は滋賀の子どもたちに必要な「読み解く力」を育成するための授業モデルを県内の小中学校に広げます。
「読み解く力」の視点を踏まえた授業づくりについて、参加者が授業研究会を通して知見を深め、学んだことをもとに、授業改善の在り方を考えることを目的に開催します。
9月10日(金曜日)、全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた今後の取組について、市町教育委員会との連携を図り、円滑で適切な取組を進めるため、確かな学力向上対策会議を開催しました。
問題別調査結果や課題の改善に向けた取組の重点について、県教育委員会から説明するとともに、市町教育委員会と今後の取組について協議しました。
子どもたちが「わかった」「できた」と実感し、学ぶ喜びを味わえるように取組を進めていきます。