「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準における滋賀県の現在の「地域の感染レベル」は「レベル1」です。(6月15日~)
新規陽性者数は全国的に横ばいの傾向です。本県では10歳代に増加傾向が見られます。基本的な感染対策を続けましょう。
熱中症への危険が高まるような暑さが続いています。疲れている、睡眠不足であるなど体調が悪いときは熱中症になりやすい状態です。まずは体調を整えるように心がけましょう。
※学校の行動基準における滋賀県の現在の「地域の感染レベル」は、学校の感染状況等により変更することがあります。
県立学校(中学校、高等学校、特別支援学校)では、「学校の新しい生活様式」を踏まえて、地域の感染レベルに応じた感染症対策をとって教育活動を行っていきます。
<学校での感染対策>
・風邪症状などがないか家庭と連携した健康観察をお願いします。
・児童生徒に風邪症状がある場合は登校を見合わせ、自宅で休養することを徹底し、医療機関への受診をお願いします。
・人との距離(2m以上が目安)を確保すること、常時換気すること、手洗い等で手指を清潔にすること、咳エチケットをすることで感染リスクを低減できます。
・人との距離(2m以上が目安)が確保できる場合においては、マスクを着用する必要はありません。
・気温・湿度や暑さ指数(WBGT)が高い日には、熱中症などの健康被害が発生するおそれがあるため、マスクを外してください。
・体育の授業においては、マスクの着用は必要ありません。
・昼食時など飲食の場面は、感染リスクが高まります。換気ができ適切な距離がとれる等の感染リスク低減の条件を考えて飲食するようにしましょう。また、飲食時は会話を控えましょう。
・多くの人が利用する電車内などでは、マスクを着用し、会話は控えましょう。
・部活動の前後にはマスクを外したまま長時間会話したり、大声で会話したりするなど、感染リスクが高いとされる場面が散見されます。また、下校時に部活動の仲間と飲食することは、開放感などから注意が散漫となり感染リスクが高まるため、控えるようにしましょう。感染対策は自ら対策がとれるようにしましょう。一人ひとりの行動が大切であることをしっかり意識してください。
・新型コロナウイルスは物品表面でも一定期間は生存します。接触感染を防ぐために複数が触れる箇所(ドアノブ、電気のスイッチ、手すり、蛇口など)は消毒を行います。
<家庭での感染対策のお願い>
・体調が悪いときは、早めにかかりつけ医等に連絡し、その指示に従うようにしましょう。
・家族に発熱症状等がある場合には、食事の時間を分けましょう。
・家族で共用する部分(ドアノブ・電気のスイッチなど)の掃除や消毒をしましょう。(「ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう」(https://www.nite.go.jp/data/000109484.pdf))
・家庭内でも、手洗いや部屋の換気を行いましょう。
・免疫力を保ち、高めるような生活習慣の実践(早寝早起き朝ごはん、休養、適度な運動、ストレスをためない等)をしましょう。
・スポーツ活動や文化活動、地域社会における行事に参加する場合は、基本的な感染対策を行い特に「3密」を避けるよう意識しましょう。
・新型コロナウイルス感染症にかかった場合には、学校への連絡をお願いします。
<部活動>
〇可能な限り感染症対策を行った上で、合宿や泊を伴う活動も含め通常の活動が可。
〇更衣室や部室での感染対策を徹底する。
<ワクチン接種>
〇新型コロナウイルス感染症に係る予防接種に係る予防接種を生徒に対して集団で実施することについての考え方及び留意点等について
(参考1)新型コロナワクチンの児童生徒への接種に関する見解について
令和3年6月16 日、公益社団法人日本小児科学会予防接種感染症対策委員会、公益社団法人日本小児科医会から、以下の考え方が示されています。
○新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~
URL:http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20210616__corona.pdf
○12 歳以上の小児への新型コロナウイルスワクチン接種についての提言
URL:https://www.jpa-web.org/dcms_media/other/Recommendation.21-06-16.pdf
(参考2)予防接種ストレス関連反応
予防接種ストレス関連反応は、世界保健機関(WHO)の専門家会議で提唱されたものであり、WHO は、2019 年12 月にマニュアルを公表しています。
URL:https://www.who.int/publications/i/item/978-92-4-151594-8
〇新型コロナウイルスワクチン接種安心して受けていただくために
市町立学校(小学校、中学校、義務教育学校)の対応については、市町教育委員会にお問い合わせください。
文部科学省関連情報ホームページ
新型コロナウイルス感染症に関し、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策をお願いします。また、十分な睡眠、適度な運動やバランスの取れた食事を心がけ、免疫力を高めるような生活をしてください。ご自宅では、毎朝お子さんの健康観察をしていただき、発熱等の風邪症状がみられるときは、無理をせず自宅で休養するようにしてください。学校では、教室のこまめな換気、空調や衣服による温度調節を含めて温度・湿度の管理をしてください。
新型コロナウイルス感染症については、日々状況が変化していることから、関連情報ホームページで最新の情報を収集していただき、健康管理に細心の注意を払っていただくようお願いします。
関連情報ホームページ
(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(文部科学省のホームページ))
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(内閣官房ホームページ))
http://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
(新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省ホームページ))
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(海外安全ホームページ(外務省ホームページ))
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html#ad-image-0
※一般的な感染症対策については、下記資料の「2.学校における感染症への対応」をご参照ください。
(学校において予防すべき感染症の解説<平成30(2018)年3月発行>)
https://www.gakkohoken.jp/book/ebook/ebook_H290100/index_h5.html#1