県立彦根工業高等学校は、「カーボンニュートラルを学ぶ」取組の中で、ユーグレナの粉末を市販の土と配合した培養土で栽培した菜の花から油分を抽出した後の搾りかすを利用してバイオマスプラスティック素材を作り、これまで偉人プレート、小倉百人一首、(株)滋賀銀行行是等を製作してきました。この度、その県立彦根工業高等学校生徒が、たねやグループ(以下、「たねや」という。)の社是とも言える、たねや「八つの心」のプレートを製作し、グループ各店舗に100個を掲示いただく計画で、今回、25個のプレートを贈呈することになりましたのでお知らせします。
県立彦根工業高等学校では、2020年、県が策定した「淡海子ども・若者プラン」にある「滋賀の豊かな自然、歴史、文化や地域、企業と連携した学び、「近江の心」とも言うべき先人の心を大切にした学びなど「滋賀ならではの学び」を大切にし、子どもの「夢と生きる力」の一層の育成を図っていく。」という方針に基づいて、ものづくりを通じてこれを具現化して参りました。
たねやは、これまで里山の原風景を再現した「ラ コリーナ近江八幡」を2015年にオープン以降、年間300万人超の観光客が訪れる県下1位を誇る集客施設となっているほか、2025年のオープンを目指して、「水」をテーマに「ラーゴ 大津」の建設に着手するなど、「自然に学ぶ」をコンセプトに地域社会の発展に大きく貢献されています。
現在、県立彦根工業高等学校では、今回のプレートの他にもたねやと環境循環型のものづくりを学んでいこうと、お菓子の製造で使用された卵の殻素材の製品も試作しております。
こうした社会と接点を持った取組によって生徒の自己肯定感、自己有用性を高め、ものづくり技術者としての人間力を高めて行けるものと期待しています。
この度、たねや「八つの心」の贈呈式を以下のとおり行いますのでお知らせします。
令和5年12月21日(木曜日)14時00分~
ラ コリーナ近江八幡 (近江八幡市北之庄町615-1)
たねやグループCEO
山本昌仁
彦根工業高等学校長
大久保貴生
製作者生徒含む数名