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令和3年7月定例教育委員会

開催日時

令和3年7月8日(木曜日)午前10から

開催場所

県庁新館4階教育委員会室

出席委員

  • 教育長 福永忠克
  • 委員 土井真一 (教育長職務代理者)
  • 委員 岡崎正彦
  • 委員 野村早苗
  • 委員 石井太

議事次第

議案
公開 第20号 令和3年度滋賀県一般会計補正予算(第3号)のうち教育委員会所管の予算案に関する知事への意見に係る臨時代理の承認について 教育総務課
公開 第21号 滋賀県教育委員会事務局職員服務規程の一部改正について 教育総務課
公開 第22号 令和4年度滋賀県立高等学校第1学年募集定員について 高校教育課
報告
公開 令和3年3月高等学校等卒業者就職決定状況調査について 高校教育課
公開 第25期滋賀県産業教育審議会第4回会議について 高校教育課
公開 これからの県立高等学校の在り方検討について 魅力ある高校づくり推進室
公開 県立高等学校等におけるBYODによる1人1台端末環境の導入について 教育ICT化推進室

会議録

1 開会

●教育長から開会の宣告があった。

 

●教育長から出席者の確認があり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第3項の規定により、会議の成立が確認された。

 

●事務局から出席者の報告があった。

2非公開事件の確認

●教育長から、本日の議題については全て公開で審議すべきとの発議があり、全員異議なく了承された。また、審議の順番については、公開議案、報告事項の順で審議することが確認された。

3会議録確認

●6月11日開催の定例教育委員会に係る会議録について、適正に記録されていることを確認し、承認された。

4議事(議案:公開)

●教育長から、第20号議案「令和3年度滋賀県一般会計補正予算(第3号)のうち教育委員会所管の予算案に関する知事への意見に係る臨時代理の承認について」、事務局に説明を求め、事務局から資料に基づき説明があった。

 

●主な質疑・意見

 

(野村委員)

4ページの一覧に新規・更新とあるが、更新は既存の設備を新しくするということか。

 

(教育総務課長)

その通りである。新規は今までなかった設備を新たに導入するものであり、更新は既存の設備が古くなったため、新しい設備に交換するものである。

 

(岡崎委員)

彦根工業高校が入っていないが、必要な設備はないのか。

 

(教育総務課長)

産業教育設備の整備については、昨年度の11月補正予算においても実施しており、16校で77品目を整備した。彦根工業高校はその際に今回の八幡工業高校と同程度の整備をすでに行っている。

新年度になり国から追加募集があったため、各学校に照会したところ、今回の要望があった。

 

●教育長から、第20号議案について採決する旨の発言があり、全員一致で、原案どおり可決された。

 

●教育長から、第21号議案「滋賀県教育委員会事務局職員服務規程の一部改正について」、事務局に説明を求め、事務局から資料に基づき説明があった。

 

●主な質疑・意見

 

(岡崎委員)

端末による管理は全ての職員が対応できる仕組みなのか。

 

(教育総務課長)

事務局の職員は、ほぼ全員が対応できる環境にある。一部の端末が配置されていない職員は別の方法で管理することになる。

県立学校は、来年度4月に新たなシステムが導入される予定であり、その際に同様の管理となるよう検討している。

 

(岡崎委員)

県庁ではテレワークは進んでいるのか。

 

(教育長)

テレワークについては、今までは育児や介護等が必要な職員しか対象としていなかったが、新型コロナウイルス感染症を踏まえて制限を撤廃し、全ての職員を対象としたうえでWi-Fiルーターを整備するなどして推進しているところ。

 

●教育長から、第21号議案について採決する旨の発言があり、全員一致で、原案どおり可決された。

 

●教育長から、第22号議案「令和4年度滋賀県立高等学校第1学年募集定員について」、事務局に説明を求め、事務局から資料に基づき説明があった。

 

●主な質疑・意見

 

(石井委員)

募集人数が一番多い学校で320人、一番少ない学校で80人となっている。人数の多い学校は問題ないと思うが、人数の少ない学校について、運営上最低限必要な生徒数をどのように考えればよいのか。

 

(魅力ある高校づくり推進室長)

一番人数の少ない学校は信楽高校の80人で2学級となっている。規模の違いはあるが、学校の特色を生かしながら、その規模に合った形で、生徒に多様な学びを提供できると考えている。規模の大小によって教育に差がでるとは考えていない。

 

(石井委員)

今後生徒数が減少していった場合でも、基本的には学校を維持するにあたって、教育上のデメリットは発生しないということか。

 

(魅力ある高校づくり推進室長)

今ちょうど県立学校の在り方の検討を進めているが、大規模、小規模それぞれにメリット、デメリットがあり、まずはそれぞれの魅力を高めていくという議論をしている。

 

●教育長から、第22号議案について採決する旨の発言があり、全員一致で、原案どおり可決された。

5議事(報告:公開)

●教育長から、報告事項ア「令和3年3月高等学校等卒業者就職決定状況調査について」、事務局に説明を求め、事務局から資料に基づき説明があった。

 

●主な質疑・意見

 

(岡崎委員)

 資料3ページの学科別業種別就職決定先について、農業高校から製造業に就職する人数が多いが、高校3年間の学習が役立っているのか。農業高校に行けば必ず農業の道に進むものではないが、このような結果であることに少し驚いた。

 

(高校教育課長)

学習の中で自分を見つめ直して、進みたい進路を選ぶという選択をしているのではないか。ただ、せっかく勉強したことが就職に生かせているのか、検討課題として精査していきたい。

 

(岡崎委員)

自分のやりたいことがしっかりと見えているということであれば、反対に良い学びが出来ていたということなのかもしれない。

 

(野村委員)

生徒たちが専門的に学んだことを生かして就職している状況をみると、高校でしっかりと学べたのだと思う。学んだことを生かして、そこに就職したことが間違いではなかったと思えることが大切である。昔であれば、一度就職をすればそこで定年まで勤めるという考えがあったと思うが、今は当てはまらない時代であると思うし、就職後に違ったと感じれば辞めてしまう場合もある。生徒たちが専門的に学んだことを就職先で生かし、その企業の戦力となって10年後、20年後も働き続けられることできればよいと思う。

 

(岡崎委員)

就職支援員は普通科の高校にも配置しているのか。

 

(高校教育課長)

就職支援員は現在23名おり、就職が多い学校を選定して配置している。

 

(岡崎委員)

普通科から農林漁業へ就職する場合や、農業学科から製造業へ就職する場合等にも、支援員が適切にアドバイスできるのか。

 

(高校教育課長)

支援員は各学校で経験等を考慮して候補者を選定しており、十分に機能していると考えている。

 

(石井委員)

就職の際は、企業の採用担当者と地元の高校の先生とのつながりによって就職する場合が多いのか、あるいは生徒自身が、企業を選んで採用選考を受ける場合が多いのか。

 

(高校教育課長)

就職の多い学校、例えば瀬田工業高校や、大津商業高校、八幡商業高校等の産業系の高校では、長い伝統の中でOBと学校とのつながりから、就職先の紹介を受けることが多い。就職先を新規開拓するよりも、学校と企業とのつながりで就職が進められることが多いと考えている。

 

(石井委員)

一方で、中長期的な視点に立って、より質の高い仕事をするためには、諸先輩に温かく迎えていただくだけではいけない面があると感じる。

 

(教育長)

本県は新しく来られる企業も多くあるので、そういった企業への対応についても検討していきたい。

 

●教育長から、報告事項イ「第25期滋賀県産業教育審議会第4回会議について」、事務局に説明を求め、事務局から資料に基づき説明があった。

 

●主な質疑・意見

 

(石井委員)

実践的な先端分野についての情報提供等で、産業界とも協力して、生徒が夢や魅力を感じる機会をつくることが重要である。遅れた技術を学んでも意味がないので、できるだけ世界の最先端の技術にこだわって、推進していただければありがたい。産業界と全面的に協力すべき話であると思う。

 

(土井委員)

先ほどの卒業生の進路とも関係するが、農業高校から必ずしも農業に進んでいるわけではない。ほかの専門学科でも同様である。

就職先の事情もあるので、本人の選択だけの問題ではないが、そうした状況を前提にすると、商業、工業等の各分野を通じて何を学ぶかを考える必要があるのではないかと思う。

今後在り方が変わっていくかもしれないが、例えば農業では命を取り扱っており、農業を学び、命や自然に関わることで身に付けたことを、違う分野に進んだ場合にも生かせるのではないか。商業についても、三方よしといった商業のベースにあるものを身に付けることで、卒業後に商業に携わらなくても活躍できる場合もあると思う。

報告を伺う限り、産業の現代化や高度化に向けて、学習内容の充実に重点をおいていただいている。それも重要だと思うので、進めていただきたいが、進路を含めて考えると、いま申し上げたような部分も御検討いただきたい。

 

●教育長から、報告事項ウ「これからの県立高等学校の在り方検討について」、事務局に説明を求め、事務局から資料に基づき説明があった。

 

●主な質疑・意見

 

(岡崎委員)

先日東京の高校がニュースに取り上げられていた。デザインや美容に特化した時間割で、それでいて高校卒業の資格が付与されるカリキュラムであった。専門学校のような授業で、少人数の生徒が学んでいたのだが、制服等が本質的に自由で学びたいことを学べる。これは今の子どもに人気があると思う。小規模の学校であったが、こういった魅力もあるのだと感じた。

私達が進めている県立高等学校の在り方検討は、滋賀県らしさがベースにある。公立学校が多い環境の中で、保護者としても県立高校に子どもを通わせて、将来社会に出したいとの思いがあるので、今進めている魅力化の大切さを改めて感じている。一方で、そういった他地域の奇抜な発想もヒントになるかもしれないので、紹介する機会があってもよいのではないか。それが、県内の中学生に響くのであれば、柔軟に対応できればよいと思う。

 

(教育長)

他府県にも特色のある学校があり、話題になっている。そこで高校生が生き生きと学んでいるのであれば、参考になると考えている。

 

(石井委員)

起業についての知見や知識を付与するような発想は出たのか。

 

(魅力ある高校づくり推進室長)

検討委員会で起業に特化した意見は出ていないが、職業系高校の進路の一つとして、起業も重要であると考えている。

 

(石井委員)

高校3年生であればある程度社会観が醸成されている。起業にチャレンジする人が求められる時代であると思うので、念頭に置いていただきたい。

 

(教育長)

石井委員の御意見について、守山市や彦根市の商工会議所が、地域企業と協力して、中学生や高校生に対して、起業に関心を持ってもらう取組をしていただいていると聞いている。高校現場でどのように取り組めるかが重要である。

 

(石井委員)

進路の選択肢が広がることで、一人ひとりが主体的に生きるということにつながると思う。

 

●教育長から、報告事項エ「県立高等学校等におけるBYODによる1人1台端末環境の導入について」、事務局に説明を求め、事務局から資料に基づき説明があった。

 

●主な質疑・意見

 

(岡崎委員)

保護者に十分な説明と配慮をして、同等の学習環境が確保できるようにしていただきたい。

 

(教育ICT化推進室長)

様々な対策を検討し、一人ひとりの学習環境が異なることのないようにしていきたい。

 

(石井委員)

ツールを活用するという観点から、オンライン教育として最初にどのような教材に手を付けるかということも考える必要がある。どのように進捗しているのか。

 

(高校教育課長)

高校生に対してどのようにICT教育を進めるかということで、高校教育課では8月を目途にガイドブックを作成している。

まず8月から9月に校長を対象に研修会を開催し、生徒に対して適切なICT教育が進められるように準備をしているところ。

 

(石井委員)

オンライン教育のプログラムを使うことで、学科によっては高い効果が出ると思うので期待したい。

全国的に有名な私学では進んでいると聞いた。それに負けないように、教員でもそういったことが好きな方がおられると思うので、そういう方が中心となり、早く実践的に利用できる体制ができることを期待している。

 

(教育ICT化推進室長)

様々な実践事例がインターネット上にも出ているので、事例を紹介しながら、学校の活用が進むようにしたい。

6閉会

●教育長から、本日の議事が全て終了した旨の発言があり、閉会の宣告があった。

お問い合わせ
教育委員会事務局 教育総務課 企画係
電話番号:077-528-4512
メールアドレス:ma0002@pref.shiga.lg.jp
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