県教育委員会では、教育委員が、県内の学校・園や教育関係機関、社会教育施設等を訪問し、子どもたちの学習状況や施設等を視察するとともに、教職員など関係者の皆さんとの対談をとおして、地域の教育事情を的確に把握するため、「ふれあい教育対談」を実施しています。
読書活動の推進、生涯学習の振興や、まちづくりの拠点としての図書館の役割、活力ある地域づくりや社会で活躍する人材の育成をめざした図書館等での学びの支援等の在り方について対談しました。
県立図書館では、県民の「知りたい」「学びたい」という思いに応えるため、市町の図書館と協力して「本(資料)」と「人」のネットワークを形成し、滋賀県全体の図書館サービスの充実を目指しています。
児童生徒一人ひとりの発達や障害等に応じた教育実践と「地域で共に生きていくための力」を育むためのインクルーシブ教育システム構築に向けた取組を見聞きし、これからの特別支援教育の在り方について対談しました。
県立八日市養護学校では、自立した社会生活を目指して、児童生徒が各々の個性を生かし、持てる力を発揮できるように、一人ひとりに応じた教育を行っています。
地域と連携・協働した学びや伊吹高校とのICTを活用した遠隔合同授業等の魅力ある高校づくりに向けた取組について視察し、県立高等学校が主体的に取り組む魅力化について対談しました。
伊香高等学校は、創立126年目を迎える伝統校で、自然に囲まれた環境の中、地域と密接に連携を取りながら、「超えてゆけ☆」を合言葉に教育活動を行っています。
先行的に部活動の地域移行に取り組む彦根市立稲枝中学校の状況を視察し、将来を見据えた部活動の指導の在り方や教員の働き方改革について対談しました。
彦根市立稲枝中学校は、昨年度から、地域運動部活動推進事業の拠点校として、地域・生徒・保護者・学校にとってよりよい形となるように部活動の地域移行の取組を進めています。
先駆的かつ持続性に配慮した教職員の働き方改革を推進している枚方市教育委員会と市立伊加賀小学校の実践を視察し、効果的な働き方改革の推進について対談しました。
伊加賀小学校は、業務の在り方の適正化を図り、教職員が働きがいを感じ、誇りを持って働ける環境づくりに努めています。
子どもの意見を聴き、子どもとともに創る教育施策を目指し、子どもたちの学ぶ力の育成の方向性やこれからの本県の教育政策の基本的な方向性について、現役高校生と県教育委員とが対談しました。
委員の質問に対して、現役高校生ならではの率直な意見をそれぞれの立場から積極的に発言していただきました。皆さんの声を、滋賀の教育に生かしていきます。
「学ぶ力」検証モデル事業による中学校区での共通実践をはじめとする「学ぶ力向上策」の取組を見聞し、これまでの取組や今後の展開について対談しました。
愛荘町立愛知川小学校は、全教職員が共通理解・共通実践しながら「学ぶ力」の育成をはじめとする教育活動に取り組んでいます。
豊郷町立豊日中学校は、「学び」と「育ち」の連続性をめざして、町内の保幼小と連携した教育活動を展開しています。
生徒の学びを深める多彩で特色ある教育活動を視察し、学びの個別最適化による学ぶ力の育成や県立高等学校の主体的な魅力化の取組について対談しました。
県立彦根東高等学校は、国の「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」のカリキュラム開発拠点校としての取組や、先行的なBYODによる1人1台端末環境を導入しての授業実践など、文理の枠を越えた幅広い教養を育成する特色ある教育活動に取り組んでいます。