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平成28年度防除情報第11号タマネギべと病

タマネギべと病の防除について

2月16、17日に県南部を中心にタマネギべと病(図1、2)の調査を行ったところ、本病の発生は認められませんでした。しかしながら、前作(平成28年)に本病は多発生しており、今春の伝染源は多いと考えられます。

大阪管区気象台発表の気象予報(2月16日発表)によると、向こう1か月の気温は平年並または高く、降水量は県北部で平年並または多く、県南部で平年並であり、本病の発生にとっては好適な気象条件が続くと予想されます。

本病の発生が多くなると、枯死するなど減収につながることから、下記の対応をお願いします。

防除の対策について

  1. ほ場の排水をよくし、発病株を認めたら抜き取り、ほ場からの持ち出しを徹底する。
  2. 前年発生があったほ場や、例年発病が認められるほ場では、予防散布を実施する。
  3. 発病を認めたら、治療効果のある剤で防除する。
タマネギべと病
図1タマネギべと病
タマネギべと病の多発生ほ場
図2タマネギべと病の多発生ほ場
お問い合わせ
滋賀県病害虫防除所 
電話番号:0748-46-4926
FAX番号:0748-46-5559
メールアドレス:[email protected]
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